肩こり


首すじ,首のつけ根から肩甲部の筋肉が重だるくはった感じとなり、ときに鈍痛を伴う状態で
主観的にはきわめて不快な感覚で,ときに頭痛やはきけを合併する.
原因としては種々のものがあるが,過労,不良姿勢,精神的緊張などを誘因として起こるもののほかに,
変形性頚椎症,胸郭出口症候群,高血圧,眼精疲労,自律神経失調症,更年期障害などの疾患に伴って
起こる二次性のものがある.
そのほか誘因の全く見当たらない特発性のものもあるが、その多くは肩さがりなどの体型的な因子が関与していることが多い.
その発症のメカニズムについては明らかではないが,神経の過剰刺激,筋の過労,自律神経失調などが引き金となり交感神経系の過緊張が起こり,
その結果として末梢血管の収縮,筋の血行障害,うっ血,浮腫が起こり,これらが独特の肩こり症状をひき起こすのではないかと推定される.
          
経穴名 部位
合谷(ゴウコク) 手の親指と人差し指の付け根
手の三里(テノサンリ) 肘のスジから親指に向かって指4本分先に行ったところ。
外関(ガイカン) 腕の甲側で手首のスジから指3本分肘のほうへ上がったところ、骨と骨の間
四トク(シトク) 手の甲側で、手首の中心から肘までの中心のところ、骨と骨の間
肩井(ケンセイ) 肩先と首の付け根の中心
天柱(テンチュウ) 首の後ろの髪の毛の生え際で、筋肉の外側
大椎(ダイツイ) 首を前に傾けると出る2つの骨の間
風池(フウチ) 天柱の外側
臑兪(ジュユ) 肩の付け根で、筋肉の間